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独葡独歩 2023年版 ドイツとポルトガル フォルテピアノ一人旅 小原道雄 TMPS-0013

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独葡独歩 2023年版 ドイツとポルトガル、フォルテピアノ一人旅 TMPS-0013

1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827) 7つのレントラー風舞曲 WoO11
2.-4. フランツ・ヨゼフ・ハイドン(1732-1809)ピアノソナタ第49番 嬰ハ短調 Hob.XVI/36
I.Moderato II. Scherzando (allegro con brio) III. Menuet (moderato)
5.-7. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750) イタリア協奏曲 BWV971
I. 楽章表記なし II. Andante III. Presto
8.-9. 遠藤秀安(1970-) 「月の鏡(Duality of the Moon)」
I. Adagio (tempo rubato) II. Vivace
10.-11. アルベルト・ジョゼ・ゴメス・ダ・シルヴァ(1713頃-1795頃) 第3ソナタ 変ロ長調 Op.1-3
I. Allegro brilliante II. Minuet
12. アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725) 「フォリア(第一旋法のトッカータより)」
13. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757) ソナタ イ長調 K.208 Adagio e cantabile
14. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757) ソナタ ヘ短調 K.463 Molto allegro
15. 「マリア・リシュボアMaria Lisboa」 ポルトガル民俗音楽ファド ボーナストラック

 2018年に帰国10周年リサイタルをチェンバロ独さ腕開催して以来、あっという間の5年間でした。この5年の間にも様々な人々や音楽との出会い、そして別れがありました。そんな中で自身にとって最大のご縁は、日本のチェンバロ・鍵盤古楽器製作の第一人者である久保田彰さんから2021年、「フォルテピアノの音を、なるべく多くの人に届けてほしい」という思いと共にお預かりした、クリストフォリ型のフォルテピアノでした。このCDは2023年7月、そのフォルテピアノを使用しての帰国15周年リサイタルと同じ曲目を録音した物です。
 独葡独歩…ドイツ(独逸)とポルトガル(葡萄牙)を、独りで歩く。かつてあこがれて留学したドイツの思い出、そして日本帰国後にご縁の深まったポルトガル。今の自分にとって大切なヨーロッパの国の音楽を、帰国10周年、今回の帰国15周年に終わらず、恐らく次の節目でも演奏していく事でしょう。ヨーロッパを北から南に旅をして、北国の雲が途切れて南国の日差しが差してくる瞬間を、音楽で味わえるように感じています。
 久保田さんからお預かりしたフォルテピアノという「翼(ドイツ語ではFlügel、フリューゲルという単語で翼、グランドピアノ型の楽器両方を意味します)」で、特にこの2年は地元名古屋だけでなく、日本各地で伸び伸びと羽ばたかせてもらいました。それと同時に、久保田さんが「若かりし頃の情熱と探求心の結晶」と表現したこの楽器から、その情熱と探求心を分けてもらえたように感じます。

小原 道雄 フォルテピアノ(久保田彰氏製作クリストフォリ型)

チェンバロとフォルテピアノをヴィプケ・ヴァイダンツ氏とミヒャエラ・ハッセルト氏に師事。愛知県立芸術大学(音楽学)首席卒を経てライプツィヒ音楽大学(古楽器)卒業。フランクフルト音楽大学に於いても学ぶ。大阪国際音楽コンクール入選・ファイナリスト(2009)。これまでにメンデルスゾーンハウス(ライプツィヒ)、ベルリン楽器博物館、ポルトガル大使公邸、ブラジル大使館、ポルトガル国立楽器博物館(リスボン)、ポルト音楽院100周年記念演奏会での演奏を行う。日本、ドイツ、イタリア、ポルトガル、韓国、ブラジルの舞台に立つ。
ポルトガル音楽に魅せられ、知られざる18・19 世紀のポルトガル音楽をポルトガル国立図書館などで発掘、各地で演奏する。2024年ポルトガルのルネサンスオーケストラを、ポルトガル大使館と共催のカーネーション革命50周年記念イベントに招聘する。
「古楽de酒蔵コンサート」主宰(2004-)。欧州ソロツアー(2013、2015)。ポルト市立音楽院、カステロブランコ技術芸術高等学校、West Coast Festival他ポルトガル国内マスタークラス講師(2015-)。中部学院大学シティカレッジ講師(2022-)。やまのて音楽祭実行委員長。名古屋日本ポルトガル協会副会長。
 名古屋とポルトガルにそれぞれ1台ずつ、19世紀ブロードウッド社製スクウェアピアノを所有。2021年には楽器製作者の久保田彰氏より、久保田氏自身が製作したクリストフォリ型フォルテピアノを託される。録音はNaxosよりオンライン配信中。著書に「初期スクウェアピアノに聴く社会史・世界史」(南山大学ヨーロッパ研究センター報第31号)。名古屋と首都圏でレッスンを提供。2025年にはチェンバロの生徒2人を同時にドイツの音楽大学に合格させる。教室紹介:www.oharas-nagoya.info

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