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海を渡る音 大航海時代を旅した楽器 TMPS-CD 0007

¥1,500 税込

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海を渡る音…。人が海を渡る時、その人と共に音楽も海を渡ります。500年前の大航海時代にポルトガル人やスペイン人が海を渡ってアメリカ大陸や日本に渡った時、彼らはヨーロッパの音楽や楽器と共に旅をしました。それから500年、ヴァイオリンが発明されたヨーロッパでは消えてしまった楽器が、ブラジルでは今でも普通に生き残っています。

それが今回ご紹介するハベッカ(フィドル)という楽器です。500年前にポルトガル人がハベッカと一緒にブラジルに渡った頃の音楽と、今のブラジルでハベッカが奏でるトロピカルなメロディを、チェンバロと共にお届けします。2018年は日系ブラジル人のハベッカ奏者フィルポ・リベイロさんをサンパウロからお招きしました。この年は日系ブラジル移民110周年の節目で、日本とブラジルの架け橋になるようなポルトガル・ブラジル大使館後援プロジェクトになった事を願っています。

収録曲

1. アントニオ・デ・カベソン(1510-1566)、騎士の歌による変奏

2. アントニオ・ヴァレンテ(1520頃-1581)、松明の踊り

3.-5. アフォンソ10世「賢王」(1221-1284)、聖母マリアのカンティーガより
カンティーガ119番 私たちは悪魔の囁きに
カンティーガ391番 どのように奇跡が死者を蘇らせるのか
カンティーガ37番 聖母マリアが我らに奇跡を起こし

6. ジャイルズ・ファーナビー(1560-1640)、古風なスパニョレッタ

7. ファブリティオ・カローゾ(1526-1600)、スパニョレッタ

8.-9. ジョルジョ・マイネリオ(1535-1582)、ダンス教本 第1巻より
ミラノ風バッロ
ウンガレスカとサルタレッロ

10. フィルポ・リベイロ、到来

11. フィルポ・リベイロ、「C」のないショーロ

12. 到来の音楽(ロマリア祭、ブラジル民謡)

13. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)、ソナタ 変ロ長調 K.545、Prestissimo

14. シキーニャ・ゴンザーガ(1847-1935)、ガウーショ

ライブ録音…2018年10月名古屋
マスタリング…近藤直弥(Weekend Studio)
チェンバロ提供…豊田章裕



フィルポ・リベイロ Filpo Ribeiro - ハベッカ(フィドル)

音楽自由大学(現サンパウロ国立音楽大学)とアルカンタラ・マシャード大学。ハベッカ他ブラジル楽器の調査研究を行う。ブラジル民俗音楽を集めたプロジェクトPrograma de Ação Culturalに参加。アーティスト達のイベントや録音、TV番組に多数関わる。Pé de Mulambo創立者で、独自作品またハベッカと10弦ギターに関連したブラジル音楽を扱う。このグループと録音したCDの1枚ははブラジル文化省プロジェクトにて受賞、第23回ブラジル音楽賞民俗音楽部門でも最終選考まで残る。2014年にハベッカとギター音楽の研究から「フィルポ・リベイロとフェイラ・ド・ローロ(Feira do Rolo)」設立、これら2つの楽器に関連した活動を展開。このグループとは2017年にCDをブラジル文化省の援助を得て発売。日本との繋がりとしては、祖先を沖縄に持つ日系ブラジル人。「アラガキ」の苗字も持つ。

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