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リスボンは歌う フォルテピアノと聴く 18世紀ポルトガルの歌 TMPS-CD 0008

¥2,000 税込

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2019年はポルトガル大使館協賛事業として、ポルトガルのバス歌手ティアゴ・ダニエル・モタさんを日本にお招きしてのコンサートツアーを開催しました。

ポルトガルの民俗音楽ファドは日本でも聴くチャンスがあり、リスボンではファドライブを楽しんだりしているのですが、チェンバロやフォルテピアノの時代の、ファドが生まれる前のポルトガルの歌はどんな風だったのだろう…という疑問や好奇心を、ティアゴ氏が解決してくれるプロジェクトになりました。その音楽はヨーロッパだけでなく、南米やアフリカの音を18・19世紀のリスボンに伝えてくれる存在だったことでしょう。

ポルトガルの音楽家を日本に招致する度に助成して下さるポルトガル大使館に加え、今回はチェンバロ製作家、久保田彰氏によるクリストフォリタイプのフォルテピアノにも大変お世話になりました。初期のスタイルのフォルテピアノとポルトガル語の歌曲という、珍しい組み合わせの音楽をお楽しみ下さい。


収録曲

1. ジョゼフ・マキネッティ(1810頃-1870)、「もうリスボンに行ったけど」(モディーニャ)

2. フランシスコ・シャヴィエル・バプティスタ(1730頃-1797)、トッカータ第15番、Andante

3. マルコス・アントニオ・ポルトガル(1762-1830)、「悲しい想いよ」

4. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)、ソナタ ホ長調 K.531、Allegro

5. マヌエル・ジョゼ・ヴィディガル(1794-1824頃活動)、「無情な郷愁」

6. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)、ソナタ ホ長調 K.206、Cantabile

7. 作者不詳、「少女よ、君は」(ルンドゥー)

8. ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)、ソナタ ヘ短調 K.386、Presto

9. ラファエル・コエーリョ・マシャード(1814-1887)、「わが妻から離れて」

10. カルロス・セイシャス(1704-1742)、ソナタ ト短調

11. 作者不詳、「もう仕事でくたびれた」(アリア)

録音…2019年11月、名古屋(ライブ録音)
フォルテピアノ提供(クリストフォリスタイル)…久保田彰氏


ティアゴ・ダニエル・モタ…声楽(バス) Tiago Daniel Mota

2001年から2007年まで、リスボンの国立音楽院に学ぶ。特に古楽と現代音楽において幅広い経験を持ち、グルベンキアン合唱団等とも共演している。2007年にバーゼルのスコラ・カントゥルムでドミニク・ヴェラルト氏に師事して古典歌唱の専攻を開始し、2012年に声楽、声楽アンサンブルのマスター学位を取得。在学中にGerd Türk, Evelyn Tubb, Anthony Rooleyらとも共演、CD録音も行なう。Huelgas Ensemble、Choeur de Chambre de Namur等のグループと、W.A.モーツアルトのレクイエム、モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」他CD録音をも含み活動中。Radiosvizzera合唱団、古楽と現代音楽に特化した声楽アンサンブルBasler Madrigalistenでも活動し、現代音楽の世界初演にも関わる。2014年の設立以来、Ensemble Armonia degli Affettiのメンバーであり、歌手としてだけでなく、17-18世紀の作品調査・編集の担い手でもある。2006、2007年はエウリコ・カラパトーゾのオペラ「森」で主役のアナンを演じる。2012年初頭には、パーセルの「妖精の女王」にもバーゼル歌劇場にて出演。2014年3月にはベルリン、ルツェルンの各音楽祭にてメラ・マイヤーハンスの現代オペラ「Shiva for Anne (アンネ・フランクの弔い)」ソリストの1人として出演した。

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